Netflixでアメリカンドリームをつかんだ創始者リードへスティングス

公開日: : 最終更新日:2015/09/06 アメリカンドリーム

2015年に新しくビリオネアになった人たちの中に、ネットフリックスの創始者の一人で、CEOのリード・へスティングがいます。今年5月にドイツで行われたメディアコンベンションで講演したへスティングは「今日の講演で、今まで私や会社がいかに大変な時期を乗り越えて現在に至るとか話すのが期待されてるかもしれないけど、私の場合、非常に幸運に恵まれていたんです」と話したへスティングはどうやってここまでネットフリックスを世界的な企業にしたのでしょう?

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リードへスティング

名前  ウィルモット・リード・へスティングス ジュニア
生まれ 1960年10月8日
出身  マサチューセッツ州ボストン

リード・へスティングの名前はお父さんと同じ名前。
だから名前の最後にジュニアとつけてお父さんと区別します。

お父さんはウィルモット・リード・へスティングス シニア

 

簡単な年表

1983-1985 ピースコープ参加 スイスの高校で数学を教える

1986-1988 カリフォルニアスタンフォード大学でコンピュータサイエンスで学位を取る

1991‐1996 ピュアソフトウェアというソフトウェアカンパニーを立ち上げる。後売却

1997年   マーク・ランドルフと一緒にネットフリックスを立ち上げる(DVDの郵送レンタル)

2007年   ネットフリックス  ストリーミング事業開始

ピースコープとはよく聞くけど、アメリカの政府が運営するボランティア計画のことだったのですね。
日本の海外青年協力隊みたいなものですね。
今回わたしも調べてみて、初めて知りました。

ピースコープの主な活動は3つ
・技術的支援の提供
・外国の人々がアメリカの文化を理解する手助け
・アメリカの人が外国の文化を理解する手助け

リードへスティングスがスイスで数学を教えたのは “技術的支援の提供” にあたるのでしょうね。

若いころから社会貢献の意識が高かったのね、リードへスティングス….

アメリカのお金持ちは社会貢献活動などに積極的です
2013年の調査では世界で寄付額が多いトップ3は皆アメリカ人
1位 ビルゲイツ(マイクロソフト)
2位 ウォーレンバフェット(投資家)
3位 ジョージソロス(投資家)

ビルゲイツは本当にお金持ち!
→ ビルゲイツの年収や資産の数字と軽井沢の別荘問題について

 

Netflixの前

ピースコープ活動から帰国したへスティングスは夜間大学でコンピュータサイエンスの勉強をします。

やっと就職できたIT系会社での仕事は、コンピュータ教室に参加する人にコーヒーを出すことでした。
しかし、偶然にも、この会社は世界で始めて.comのインターネットアドレスを取得した会社でした。
ビジネスにインターネットを使うということ以外にもへスティングスはいろいろなことを学んだと後に語っています。

その後、ツイてることにへスティングスはカリフォルニアのスタンフォード大学という名門校の大学院に入ることができました。

スタンフォード大学を卒業した有名人の中にはヤフーを作ったデイビッド・ファイロやジェリー・ヤン、グーグルを作ったセルゲイ・ブリンやラリー・ペイジなどがいます。

自由な校風で、奨学金制度が充実していて、優秀な生徒を集め、成功した卒業生がたっぷり寄付をして、そのお金をまた奨学金に回され、また優秀な生徒が集まるという素敵なサイクルができあがっていますね。

ここで学んだ2年間でへスティングスは多くの成功事例を実際に自分の目で見ることができます。それを見て、「自分もこの成功者たちみたいに成功できるのではないか」とう自信をつけていきます。

卒業後いくつかの会社に勤め、コンピュータプログラミングの楽しさにハマってしまい、ひたすら働きました。
あまりにも仕事に熱中して、コーヒーを飲んだカップを次から次にためていったのですが、それを朝5時にせっせと洗っていたのは、当時彼が勤めていた会社のCEOだと知ったときはびっくりしたそうです。
そのCEOは「あなたは自分の仕事をがんばってるし、私にできるのはこれくらいだから」っていったんですって。
カガミだね、上司の。

へスティングスはこの人についていこうと思いました。
しかし、この上司は人間的には優れていましたが、ビジネス戦略はちょっと…って感じで、やっぱりーリーダーってのは人間的魅力があると同時に、ビジネスの判断力も持ち合わせないといけないんだなぁとへスティングスは学びました。

次にへスティングスは、ピュア ソフトウェアという会社を立ち上げました。

これが、うまくいっちゃって、会社は見る見る間に大きくなっていき、へスティングスは、いちコンピュータエンジニアという立場ではなく会社の最高責任者の一人CEOとしてたくさんの人を指導していく立場になりました。

これが、当時のへスティングスには大変なことでした。
この会社にいた5年の間に、2回「自分にはできない。やめさせてくれ」と経営者会議のときに頼んだのですが、やめさせてもらえませんでした。

かわいそうに、へスティングス。
苦しんだ末にやめさせてくれといっても、辞めさせてもらえなかったなんて。
自分に指導力がないと自分で気づくことができるだけでも、人間できてるわぁ。

しかし、このピュア ソフトウェアが他の会社に買収されることでへスティングスはこの重荷から開放されることができました。

そして、その数ヵ月後にネットフリックス設立。
前回の失敗を活かして、次はいい指導者、経営者になろうと決心するへスティングスでした…

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1997年 Netflix設立

NETFLIXは最初DVDの郵送レンタルとしてサービスをスタートしました。

一枚DVDを借りるごとに50セント(今の価格で約61円)支払い、延滞料金支払いの義務もありました。

200年に料金体系の変更が行われました。

月5.99ドル(だったと思う)を払うと、1枚のDVDを借りることができる。
見終わったら、同封されてきた返信用封筒にDVDをいれポストに入れる。
NETFLIXの会社にDVDが着いたことが確認できたらリクエストしておいたDVDが送られてくるというシステム。

月6.99ドルで同時に2枚のDVDを手元に置けました。
月7.99ドルで3枚。

どれだけ長くDVDを手元に置いても延滞料金は請求されません。
ただ、次のDVDが送られてこないだけ。

このシステムが、アメリカ人にバカウケしました。
延滞料を払わなくてもいい、月々自動引き落としで料金が引かれるので、計算しなくていいというのがうれしかったのです。

へスティングスがこのアイデアを思いついたのは、自分が借りたDVD,映画アポロ13を返し忘れて、延滞料金40ドルを払わなければいけなかったという経験からです。

DVDの延滞料金を払ったことは私もあります。日本にいたとき。

だれもが、1度は経験するようなことから新しいビジネスアイデアを思いつくなんて、やっぱり頭いい人は違うよね….

 

ストリーミング開始

2007年にストリーミング事業に乗り出したのですが、スムーズなスタートとはいきませんでした。

設備投資をしたもののコンテンツは少なく、あまり評判はよくなかったのです。

少しずつ改善していくことで、お客さんは増えていきましたが…

2010年カナダに進出
2011年南アメリカ進出

海外進出はストリーミング事業だけでしたが、スタートから評判はよかったです。

へスティングスは、DVD事業とストリーミング事業を切り離し、別々の会社として独立をすることにしました。
当時会社の80パーセントの利益はDVD事業部が作り出していたので、別会社にすることで、ストリーミングの会社(NETFLIX)は赤字が続くことになりました。

しかしNETFLIXのオリジナルコンテンツ(最初に作ったのはHouse of Card ケビンスペイシー主演のホワイトハウス政治もののドラマです)が、これが大ヒット。
他のオリジナルコンテンツも次々とヒットしお客さんの満足度は高まり、事業も利益が出るようになりました。

 

2015年9月2日 日本上陸

一番気になるのは料金とどんなコンテンツが配信されるかということでしょう。
今年3月にNETFLIXが進出したオーストラリア・ニュージーランドではサービス開始当日までプランや料金が発表されませんでした。

日本の料金の予想ですが、いまアメリカの我が家で払ってる7.99ドル~8.99ドル(970円~1100円)あたりになるのではと勝手に思ってるのですが、そう遠い数字ではないと思いますよ。

コンテンツはやはり人気のNETFLIXオリジナルが見られるのではというのが皆の期待ですね。

 

まとめ

頭のいい抜け目のない人かなと思っていたリードへスティングス。
最初に立ち上げた会社では指導者としてうまくいかず、悩んだ末に、辞めたいと申し出たことが2回もあるなんて、なんだかちょっと親近感沸いてしまう。

講演の様子を動画で見たのですが、どうも皆の前でしゃべるのもそんなに得意ではない様子。

でも、すごく一生懸命努力しているのが見て取れます。

生まれながらのリーダーという人もいますが、リードへスティングの場合、リーダーとしてものすごく努力してるという感じがして、好感ありです。
にしても、いいなぁ….ビリオネア…..

 

関連記事:Netflix(ネットフリックス)の月額料金 や加入解約の方法【アメリカの場合】

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